同窓会について

 一昨年の秋に当教室の二代目の教授であられた高倉巌名誉教授が急逝されて、その後同窓会会長が不在のままでしたが、私の周囲にも年長者が少なくなってしまい、望月教授はじめ多くの先生方からのお話もあり、また日頃毎日のように大学をはじめ関連病院の先生方にお世話になっておりますので、多少でもの恩返しの気持ちで後任の同窓会会長をお引き受けすることにいたしました。よろしくお願い申し上げる次第です。

 東海大学病院も開院以来四十年以上の歴史を重ねました。私が赴任してきた頃はまだよちよち歩きの教室でしたが、各専門分野を整備し、特に骨髄移植の分野では日本で最先端の業績を上げて、本教室の名を高めました。
 近年では望月教授を迎えて、小児アレルギーと呼吸器というもう一つの看板ができ、その他各分野の専門医の努力で、大学としての機能を充実してきました。
 また教室からの卒業生も多く開業され、地域でも重要な役職を果たすようになって、それぞれに大きな貢献をしています。

 その一方、大学では新しい研修医制度(私はこれに大いに疑問を持っておりますが)が、大学での研修の意味を軽視することになり、大学としての後継者不足を招いて、ひいては関連病院の人的不足を来して困難と負担が増しています。医療とは結局人的なものだと思いますが、一大学の問題というよりも日本の医療の将来にとって、憂うる事態と言わざるをえません。

 同窓会は同窓生の親睦のみならず教室への応援団であると思いますが、この困難のなかで力不足ですが、何らかのサポートを心したいと思います。
 実際の同窓会の仕事は、望月教授はじめ教室員の方々の努力で、立派な会報も作られ、教室の業績はもとより、懐かしい会員の近況や、また名簿も整備されて、教室との繋がりを思い出して頂けるのではないかとも期待します。さらにできれば秋の総会(9月の第2土曜日です)にご出席いただき、懇親の機会としていただければと思います。

 また新しく幹事に大跡典子先生、竹末良三先生、監事に林秀樹先生に無理をお願いして就任して頂きました。何か同窓会への提案、注文などでもありましたらば、お伝え頂ければと思います。

 なにとぞこれからも同窓会のことを、よろしくお願い申し上げます。

2016年10月吉日     
同窓会長 岩垣浩之

東海大学小児科

〒259-1193
神奈川県伊勢原市下糟屋143
東海大学医学部専門診療学系小児科学

TEL:0463-93-1121(代表)
FAX:0463-94-3426

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